スライド資料の表紙のスクリーンショット。スライド上部に3枚の顔写真がある。左から、ゲストの間嶋沙知(まじまさち)さん、任意団体みんなのアクセスの横山北斗(よこやまほくと)と榎本大貴(えのもとだいき)の上半身を移した顔写真が並んでいる。スライド下部には、イベントのサブタイトルと日付が書かれている。サブタイトルは、「vol.7間嶋沙知さん、情報デザインとアクセシビリティ」。日付は2025年4月10日木曜日20時からという文字。

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イベントのYouTubeURL:https://www.youtube.com/live/yQsAq802lm4

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はじめに

アクセシビリティの実践者・研究者といっしょにアクセスを考えるトークシリーズ**「みんなでアクセスを考える」**の紹介ページです。

われわれは生活するうえで、様々なことにアクセスしています。アクセスとは、「接近」「入手」「利用」「利用の権利」という意味があります。ときに、私たちは何かへのアクセスを妨げられることがあります。更には、妨げが一時的ではないことやアクセスする選択肢が提示されていなかったり、邪魔されたりすることすらあります。

私たち企画者は、**「XXXのアクセシビリティ」**の「XXX」に入る、さまざまな「アクセシビリティ」に関する取り組みの実践者・探求者にお話を伺うトークシリーズを企画します。

XXX=読書、ゲーム、映画、演劇、ファッション、サウナ、レストラン、宗教・信仰、子育て、学び、医療、社会保障制度、日常会話・・・(もちろん、ウェブ・インターネット、も入ります)。

様々な日常活動、社会活動、趣味を当てはめて想像してみてください。いろいろな話題がありそうだと思いませんか?

トークシリーズでは、実践者・探求者の取り組みのエピソードや学びを通じて「アクセシビリティ」に重要な要素を考えていき、その要素を整理していきます。また、トークシリーズの参加者が自分のおかれている環境でできるアクセシビリティ活動を考えるヒントを提供し、一緒に考えていきます。

vol.7は、デザイナーである間嶋 沙知(まじま さち)さんと対話します。

お話する話題は、**「情報デザインとアクセシビリティ」**です。

情報は、デザインによって「伝わるもの」にも「伝わらないもの」にもなります。ウェブサイトや印刷物、公共の案内など、あらゆる場面で情報が適切に届くためには、アクセシビリティの視点が不可欠です。しかし、アクセシビリティには数値や基準で明確に評価できるものとそうでないものがあり、デザインの判断が難しいこともあります。

今回のイベントでは、フリーランスのデザイナーとして活動しながら、ウェブから印刷物まで幅広くアクセシビリティに取り組む間嶋沙知さんをゲストに迎えます。間嶋さんは、デザインを「より良いアクセシビリティを実装する手段」と捉え、職種を問わず取り組めるアクセシブルな情報デザインを模索してきました。最近では、図書館における情報提供のあり方にも注目しています。情報をより多くの人に届けるために、デザインには何ができるのでしょうか?